アイデアの教科書=>『アイデアのつくり方』。
久々に読み返して、やっぱり面白かったのでご紹介。(知ってる人も多いかと思いますが)
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 91人 クリック: 1,126回
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この本は1940年(73年も前)に出版され、以来数十年間売れ続け、今も世界中の本屋で平積みされているスゴい発想・思考術本です。今も読み継がれているのは、内容がいたってシンプルで本質的であり、かつ、誰をも勇気づける内容だからだと僕は考えています。
その根底にある思想は三つです(ネタバレですが)
① アイデアとは、既存の要素の、新しい組み合わせ以外のなにものでもない。
②既存の要素を新しい組み合わせに導く才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい
③ 後者の才能はは、訓練によって伸ばすことができる。
すごく省いて要点をかくと、ある手順を知って努力すれば
アイデアなんて誰でもだせるものだというものです。
社会にでれば誰もがアイデアを求められます。それは広告の世界だけではないはずでず。日々のプレゼンテーションで仕事を進めたいときや、毎日の料理づくりで食べる人驚かせたいときや、雑務を効率よく終わらせるためだとか。
どんな場所にも日々の暮らしにもアイデアは求められます。
「アイデアは、僕らを笑顔にし、人生を豊かにしてくれる。」
と言っていたのはFriskのcmです。
人は考え、悩み、時に思いつく。
そのアイディアは僕らを歓喜させ、
興奮させ、夢中にさせ、熱中させてくれる。
アイディアは僕らを笑顔にし、人生を豊かにしてくれる。
さあ、アイディアに出会おう。
Hello, Idea.
だけど今、日本の教育には「アイデア学」なんてものはありません。
だからこの本は、今も多くの「社会人」に読まれ続けるのだと思います。もし「アイデアの授業」があったとしたら、間違いなく最初の教科書になる本です
ページ数はちょうど100ページと読みやすく、
価格は定価で800円とお買い得。
70年という時の洗礼を超えたアイデアの教科書…
ぜひいちど手に取ってみてください。
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
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